脈々と続く伝統の一戦、Y校定期戦ですが、OBも観戦出来るという事で、応援に行ってきました。
前日の大雨でグランド状況は良くなかったのですが、Y校野球部による整備のおかげで、問題なく開催できるように整備され、商工の川島校長による始球式で試合が始まりました。

試合は、2回、3回にエラーがらみでY校に4点、3点と得点して、結果としては1対8でY校の勝利でしたが、4回以降はしまった試合展開で、商工にとっては悪夢の2回、3回となってしまいました。
現在、Y校定期戦は硬式野球部による商工vsY校の試合だけであり、毎年5月3日の祝日に行っています。従って、両校生徒が集まって応援することはありません。
その前は、色々な運動部が商工対Y校戦を戦ったと聞いています。
自分たちが学生だった時代は、Y高定期戦は横浜公園平和野球場(現在の横浜スタジアムとなっている場所)で行われ、全校生徒が集まって、硬式野球部、軟式野球部の試合を応援しました。
特に、思い出として残っていたのは、お互いの応援合戦でした。両校でエールを交換し、それぞれのイニングで応援を行いました。当然Y校定期戦の前には応援団による応援の練習もあり、生徒は皆商工の応援を覚えたものでした。

観戦した感想ですが、まず感じたことが
1)部員の人数の違いです。
Y校の応援に来ていた人に聞きましたが、Y校の硬式野球部員は120名近い人数がおり、商工の3倍の部員ですので、さすがに選手層が厚いと思いました。Y校定期戦ではなるべく選手みんなが出場出来るよう選手交代が盛んに行われました。Y校は最後にエースが登板し、さすがに球速は早く、強いチームなのだと思いました。

2)応援として集まった人数の違い
今は野球の強い学校と言われるY校ですが、応援団も強力でした。バックネット裏のスタンドには水色のY校のポロシャツを着たご父兄、野球部関係者・OBで埋め尽くされ、商工の応援団はわずかにスタンドの片隅にいただけでした。さすがに地元の歴史ある学校と思いましたが、多くが選手たちのご父兄たちで構成されているようでした。
商工の応援団も多数応援に来て貰えると、選手たちの力になるのかなと思いました。

なにはともあれ、商工生も頑張って戦いました。次は夏の甲子園県予選になります。7月中旬から始まると思いますが、野球部のご父兄の方々と一緒に、野球部OBの方々(野球部に関係なくても)も都合を付けて応援に行きましょう。選手の励みになると思います。

今年の県予選は7月10日(木)川崎の等々力球場での第一試合から始ります。